以前、採用人事に関わった経験に基づいて、履歴書などの応募書類について気になった事をご紹介したいと思います。新卒・中途採用希望者のどちらにも見受けられた事ですが、特に中途採用希望者に多かったNG事例を1つ挙げます。それは「顔写真」です。その中でも特に気になった事を3つ挙げます。1つ目は、髪色です。応募する職種にもよるでしょうが、「茶髪」は大方NGです。「髪の色で仕事の出来が変わるのか」と不満に思うかも知れませんが、茶髪の写真で応募して来る=一般常識に欠ける人物、と判断されがちです。同時に、いくら自然な髪色でも、無精がそのまま出た様なボサボサ頭はNGです。2つ目に、表情です。普段やりなれていないと難しいかも知れませんが、笑顔は有利です。これは男女共に言える事です。笑顔はちょっと難しい…という方は、せめて仏頂面はやめてみましょう。写真を撮る前に、鏡を見ながら口角を上げる練習をすると良いと思います。初対面の人に柔らかい印象を与えるか、ぶっきらぼうな印象を与えるか、どちらが有利かは言うまでもないと思います。

 

 最後に、写り方です。写真写りの善し悪し、という事では有りません。例えば、写真で見ただけでも猫背だと分かる様な姿勢の悪さ、などです。写真に収まる時には、しっかりと前を向いて、背筋を伸ばしましょう。シャキッと写る事で、誠実な印象を与えます。また、顔の写りを気にするあまり、極端に顔や体を斜めに構えるのは止めた方が良いです。結果として、妙な写り方になってしまって、構図として歪んでしまい、逆効果になる危険性大です。簡単に3つ挙げましたが、写真で相手に与える第一印象はとても重要です。自分の事を知らない初対面の人に好印象を持って貰えるかどうかで、先の選考に進めるか否か、が決まります。どんなに立派な経歴があろうと、茶髪やボサボサ頭で仏頂面、更にだらしない姿勢で写っていたのでは、誠意や協調性の無い人物とみなされがちで、書類を読んで貰う事すら難しくなる場合もあります。逆に、輝かしい経歴が無かったとしても、清潔感のある好印象な写真であれば、一度会って話を聞いてみたい、と思われるものです。まずは書類選考を突破して面接に進むために、今一度「顔写真」についても見直してみて下さい。初歩的過ぎてバカバカしいと思われるかも知れませんが、意外と侮れない盲点だと思います。特に転職希望者は、職務経歴にばかり気を取られがちで、写真をおろそかにする傾向が見受けられました。写真一枚でチャンスを潰すなんて勿体ないです。たかが写真ですが、されど写真です。少しでも転職活動のご参考になりましたら幸いです。